湿疹・じんましん

湿疹・じんましんは、皮膚の表面に炎症ができる病気で、皮膚病の中では比較的よくみられる病気です。湿疹になると皮膚の表面が赤くなってぶつぶつができたり、表面が荒くガサガサになったりします。
皮膚炎の原因は体内の免疫システムにあります。体には刺激に対する防御反応として免疫システムが働いており、体内に有害な遺物が入り込むと、それを除去しようとします。免疫機能は人間が生きていく上で欠かせないものですが、このシステムが過剰に働いてしまうと、湿疹などのアレルギー反応を起こしてしまうことがあります。
虫さされ

虫刺されの症状は大きく「痛み」と「かゆみ」に分類することができます。症状には即時型と遅延型があり、前者はすぐに発症しますが、数時間~1日程度で解消します。一方、後者は1日~2日で発症し、1週間程度で解消します。
<蜂に刺された場合>
蜂に刺された場合はアナフィラキシーショックと呼ばれる重篤な症状を引き起こすことがあります。このような場合には、一刻も早く医療機関を受診するようにしましょう。
水虫

水虫が角質層に触れただけですぐに感染することはありませんが、水虫がいつまでも角質に付着していると、小さな傷口から入り込んで感染します。白癬菌は高温多湿の環境を好むので、汗をかきやすい人やあまりお風呂に入らない人などが感染しやすいとされています。
肌のじゅくじゅく

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎の原因は、遺伝的原因とアレルギーが関わっているといわれています。正常な皮膚には、バリア機能が備わっており、外からの刺激から肌を守っております。この皮膚のバリア機能が低下すると、ハウスダストやダニ、花粉などのアレルギーを引き起こす物質(アレルゲン)が侵入しやすく、また汗などの刺激に弱くなります。また、アレルギー以外にも生活習慣、ストレスなどのさまざまな要因もあります。まずは、ご来院いただき、何が原因なのかを知る事が重要です。
イボ

イボは、ウイルスで発症する病気なので、他人にうつったり、他人にうつされたりする可能性があります。人間の皮膚や粘膜は様々なバリヤーで守られているため、通常はそれほど気にする必要はないですが、皮膚や粘膜に傷があるとそこからウイルスが侵入することがあります。
水いぼ

プールなどで皮膚同士が接触することによる感染が多く、児童期(3歳~15歳前後)によく見られる疾患です。症状は、白いポツポツとした突起物で、周囲に痒みを伴う湿疹ができる事も少なくありません。
紫外線治療(ナローバンドUVB)

ナローバンドUVB
紫外線の中でも人体に影響が少ない波長域を使用する為、副作用が少なく近年注目を集めている光線療法の一つです。
尋常性乾癬、掌蹠膿疱症などの他、難治性の痒みを伴う湿疹に有効です。
外用療法と併用するとより有効です。
週一回か、10日に一回くらいの治療間隔がお勧めです。